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コストという言葉を聞くと、かかっている費用で減らしたいものというイメージが沸くのではないでしょうか。確かに「無駄なコスト」は減らすべきです。でも、「必要なコスト」「適切なコスト」を理解するのはとても知識や経験、情報が必要になります。そして、コストに含まれるのは費用だけではありません。

かける手間、待つ時間、使う思考、削られる精神などもコストに含まれます。住宅購入はとてもコストがかかることが有名です。一般的には安く買えたら良いと思われがちですが、そのために膨大な時間と手間と思考と精神を浪費した場合、それはローコストと言えるのでしょうか。そもそも「一生に１度」なんて言われる買い物に関する情報収集に、その後の付加価値があるのでしょうか。

しかし、大きな買い物には変わりませんので、良い買い物をしていただきたいです。最後にもうひとつ、良い買い物とは一体どんな事なのでしょうか、きっとその答えは消費者の数だけあるのだと感じています。

私は、すみかが提供できうる技術によって、できるだけ多くの人が、正解と思える「コストから得られる事」を掴んでいただきたいと思っています。